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2010/02/20

佐藤琢磨インディカーシリーズ参戦。しかしKVは微妙だなぁ

リンク: IRL:佐藤琢磨 インディカーシリーズ参戦を発表: FMotorsports Kaigai.

噂されていた佐藤琢磨のインディカー挑戦が18日に正式発表となった。
一昨年SAF1が撤退を決めてから2年近く実戦から遠ざかっていたことを思えば、これ以上F1にこだわるのも得策ではないと思う(勿論オファーがあるなら受けるべきだが)ので、ここは素直に喜びたい。

ただ
KVレーシングってチョイスは正直どうなの?と思わなくもない。
トヨタ、シボレーの撤退、パノスシャシーの淘汰によって現在はダラーラ・ホンダのワンメイクとなっているインディカーシリーズだが、それでもチーム間の格差というものは厳然として存在する。
特にオーバルにおいてセッティングデータの多寡、エンジニアやメカニックの経験やノウハウというのはかなりのウェイトを占めてくるのだ。

そうした中、これはあくまで僕の視点だけども、現時点でのトップチームはペンスキーとチップガナッシの二つだけとみていいと思う。
そのすぐ下に、昨年武藤が所属していたアンドレッティ・グリーン(キム・グリーンの離脱により今年からアンドレッティ・オートスポーツに改称)と今年所属するニューマン・ハース・ラニガンが来て、少し下にパンサー、
その下に、ビジョン、KV、HVM、コンクエストのグループ
その更に下に、ドレイヤー・レインボールド、AJフォイトエンタープライゼス
と続く感じ。

このうちで優勝が狙えるのはせいぜいパンサーまでじゃなかろうか。
実際KVが挙げている勝利はCCWS時代のもので、IRLに合流してからは08年のロングビーチでしか勝っていない。
しかもこのレース、IRLのポイント対象にはなっているものの、もてぎと同日程で行われており、実質的には最後のチャンプカーレースと位置づけられるものだ。

特にCCWS系のチームということで、オーバルでの劣勢は覚悟しないといけないだろう。
CCWS系といえば武藤のいくニューマン・ハース・ラニガンもそうだが、ここはCARTとIRLの分裂以前から活動しており、アンドレッティ親子やナイジェル・マンセルを擁して幾多の勝利とシリーズタイトルを獲得している名門。
本来ならペンスキーやガナッシと同等の実力を有していると見ていい。

なので武藤に関しては全然心配してないけど、琢磨は当分苦労するだろうなと思うので、最初から過大な期待はしないほうがいい。ファンも本人もね。
まぁ9月のもてぎまでにトップグループに加わってくるようなことがあれば、インディカー一年生としては合格点かなと思うが、その為にはチームの側も相当な努力が必要だろうなぁ。

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